空き家活用について
空き家は放置せず、
迅速に取り扱い方法を検討しましょう。

所有者の転居や転勤、高齢者施設への入所、相続など様々な事情で空き家を所有することになったとき、長期間何もせずに放置し続けてしまうと金銭的な負担や法的なリスクが伴います。
空き家の扱いに悩んでいる方々は、ぜひ当ページでご紹介するポイントを把握いただき、空き家の取り扱いについて検討しましょう。
空き家のお取り扱い
でお悩みの方は、
にご相談ください
当センターは、全国で年間300件以上の解体工事にまつわるご相談をお受けしている専門組織です。
「実家が特定空き家に指定されてしまった」
「空き家を壊すべきか残して活用すべきか分からない」
といったお悩みを持つ方々をプロの目線から無料でサポートしていますので、お気軽にご相談ください。
contents
01 空き家とは

国土交通省によると「空き家」とは、1年以上人が住んでいない、または使われていない家のことと定義されています。所有者にとっては、有効活用できていない空き家に対して固定資産税や管理の手間が発生するため、早急に取り扱いについて検討する必要があります。
また、空き家の状況によってはそのエリアの自治体から「特定空き家」に指定されてしまう可能性があり、より迅速な対応が求められます。
「特定空き家」とは
「特定空き家」とは、2014年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、放置しておくことで何らかの危険が生じると判断された空き家を指します。
特定空き家に指定された場合は所有者に対して撤去や修繕などの指導・勧告・命令が行われます。また、⼟地にかかる固定資産税の優遇措置が適⽤されません。さらに、撤去や修繕などの命令に応じなかった場合は強制的に建物を撤去され、最大50万円以下の過料が科される場合があります。
「特定空き家」に指定される可能性がある空き家
- そのまま放置すれば倒壊など保安上の危険となるおそれがある空き家
- 衛生上有害となるおそれのある空き家
- 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている空き家
- その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である空き家
02
空き家を残す場合の
活用方法

建物の価値が高い場合は、解体せずに貸し出したり売却することで家賃収入やまとまった現金を得ることができます。当センターでは、空き家の状態や周辺環境を確認した上で様々な活用方法をご提示するとともに、その後の業者選びのポイントなどを公正な目線からお伝えすることが可能です。
古家付土地として
売却する
空き家の保全や活用が難しい場合、多くの方がお考えになる方法が売却です。建物を残す「古家付土地」として売却する場合と、建物を解体した「更地」として売却する場合で手間や売却価格が異なるため、どちらの方が多くのメリットを得ることができるか検討しましょう。
メリット
デメリット
古家付きで
土地を売却する場合
- 解体の手間や費用が発生しない
- 現金化することによって兄弟間で平等分配できる
- 更地よりも売却価格が安い
- 更地よりも売却が決まりづらい
空き家を解体して
土地を売却する場合
- 古家付土地より高く売却できる
- 売却が早く決まりやすい
- 解体の手間や費用が発生する
古家付きで土地を売却する場合
メリット
- 解体の手間や費用が発生しない
- 現金化することによって兄弟間で平等分配できる
デメリット
- 更地よりも売却価格が安い
- 更地よりも売却が決まりづらい
空き家を解体して
土地を売却する場合
メリット
- 古家付土地より高く売却できる
- 売却が早く決まりやすい
デメリット
- 解体の手間や費用が発生する
賃貸物件として
活用する
空き家を居住用や商業用の賃貸物件として活用する方法です。そのまま貸し出すこともできますが、空き家のエリアや周辺環境に応じてリノベーションすることでより安定した家賃収入を見込めます。
メリット
- 安定した家賃収入が見込める
- 家を手放さずに済む
デメリット
- 賃貸管理を行う必要がある
- 管理費や空室リスクにより損失が生じる可能性がある
- リノベーションする場合は初期投資が発生する
03
空き家を解体する
場合の活用方法

空き家が老朽化し、そのまま活用することが難しい場合は、解体した上で土地を活用することをおすすめします。当センターでは、土地の広さやエリア、周辺環境、お客様のご状況によって最も有効に活用できる方法をご提案することが可能です。
更地を売却する
空き家を解体して更地にした後で売却することで、買い手が早期に見つかる場合があります。エリアや土地の広さによって売却できる金額は異なりますが、早期に現金化したい場合におすすめです。
メリット
- 固定資産税や維持費から解放される
- 早期に現金化することができる
デメリット
- 将来的に資産価値が向上する可能性を失う
- 売却額が安価な可能性がある
家屋を建て替える
解体後のまっさらになった土地に家屋を新築し、そこで生活するという活用方法です。所有者ご本人がお住まいになるパターンもあれば、ご子息のマイホーム用の土地として活用されるパターンも多く見られます。
メリット
- 土地探しなどの手間がかからない
- リフォームと比較して間取りや設備に関する自由度が高い
デメリット
- 建築費など多額の費用が発生する
- 長期間の工事期間が発生する
更地として
貸し出す
更地をそのまま貸し出すことで、借主は幅広い活用方法を検討することができ、エリアによっては空き家を残しておくよりも早期に借主が見つかる可能性があります。
ただし、賃貸住宅や駐車場経営と比べると収益性は低い傾向にあります。
メリット
- 初期投資が解体費用のみに抑えられる
- 維持・管理しやすい
- エリアによっては借主が早期に決まりやすい
デメリット
- 収益性が低い可能性がある
- 固定資産税が高い
その他の活用方法
農地として活用する
更地を農地に転用することにより、固定資産税の課税額が軽減します。また、実際に農作物を生育することで自給自足の生活の実現や販売による収入を得ることができます。
資材置き場として活用する
貸し出すパターンもありますが、所有者ご自身が建築会社や土木会社など営んでいる場合、木材・石材・砂利・運搬器具などの資材を、一時的な保管場所として活用することも可能です。
駐車場・コインパーキングとして活用する
更地を駐車場やコインパーキングとして貸し出すことで、毎月安定した収入を見込むことができます。駐車場化するための施工や経営は、運営会社に任せることもできます。
自動販売機を設置する
更地に自動販売機を設置することで、収入を得ることができます。設置や飲料の補充、ゴミ回収は飲料メーカーに実施してもらえるため手軽に開始することができます。
太陽光発電設備を設置する
更地に太陽光発電設備を設置することにより、安定した収入を得ることができます。ただし、固定価格買取制度(FIT制度)の改訂や日当たりなどの環境要因により、収益性が著しく低下するおそれがあります。
解体工事窓口センターが
「納得の空き家活用」へと導きます
空き家の最適な活用方法は、その時々の市場や周辺環境、建物の状態によって異なるため、
よく考えて決断することが大切です。
当センターでは、お客様の判断材料になるよう様々な視点からご提案し、
その後不動産会社や士業への連携までを無料で承っています。
まだ検討段階という方もお気軽にご相談ください。